維新の里歩こう会イベントが開催されました!

地域おこし協力隊員の中野です。
先日10月31日(土)に維新の里歩こう会イベントに参加しました!

毎年この時期に開催されているイベントで、今年も天気に恵まれた中開催されました!
萩観光ガイド協会の方達の案内のもと、旧松本村地区、松陰先生のふるさとをめぐりました。


松陰神社からスタートし、まずは郡司鋳造所遺構広場へ。
ここには江戸時代、鍋など生活用品、寺院の梵鐘から長大な洋式大砲にいたるまで、多様な銅・鉄製品を造る鋳造所跡があり、在来技術である「こしき炉」を利用した日本でも唯一の大砲鋳造遺構の復元されたものが残っています。
町並みや風景を楽しみながら月見川沿いを通り、東光寺へ。立派な赤い門が目印で、元禄4年(1691)三代藩主毛利吉就によって城下を見下ろせる場所に創設されたお寺です。
 
東光寺をあとにし、玉木文之進旧宅へ。松下村塾の創始者であり叔父の玉木文之進から松陰先生はここで厳しい教育を受けていました。
重要文化財に指定されている迎賓館などを設計した近代建築家の家「片山東熊別宅」跡を通り、伊藤博文別宅に向かいました。
東京から移築された別邸で、近代和風なのが特徴です。ここで維新の里づくり会員の方から伊藤博文の生い立ちについての講演がありました。学生の頃では教わったことのない内容なので、伊藤博文という人物について深く知ることができた良い機会でした。


最後は松陰神社に戻り閉会式をして解散しました。
まち歩きをしながら歴史的背景やそこにいた人物のことも知ることができたので、自然と江戸時代の風景が思い浮かび、まるでタイムスリップをしたかのような…そんな場所でした。皆さんもぜひ一度立ち寄ってみられてはいかがですか?

歩かれる際にはこちらのマップを参考にどうぞ!
萩まちあるきマップ〈旧松本村地区・維新の里 史跡案内図(入門編)~松陰先生のふるさと~〉PDF