私たち文活スタッフは、笠山地区をはじめとする地域のおたからの魅力を伝えるべく、13日(月)のツアーにスタッフとして参加しました。
ツアーには北海道や群馬県、鹿児島県など、いろいろな地域で、ジオパーク活動など地域資源を活かそうと取り組まれている方々が参加されました。
今回のツアーでは、萩市笠山山頂展望台、椿群生林、萩ガラス工房を散策しました。
山頂展望台からは尾島、羽島、肥島、櫃島、大島を眺めることができます。
これらの島々は溶岩台地のテーブルのような形が特徴です。
天気が良いときは見島も見えるそうです。
笠山は頂上に噴火口があり、噴火口内へ降りることができます。
今回は、三見地区のマップ作りなどでお世話になったⅯさんがガイドデビューされました。
緊張されているのが伝わってきて、心の中で応援。
笠山のふもと、虎ケ崎にある椿群生林ではヤブツバキが花を咲かせ、群生林内で「萩・椿まつり」が開催されています。
笠山の海岸部では台地を作った溶岩の流れた様子を見ることができました。
笠山の石は、萩の城下町などで石材としても利用されていたので、必要な大きさに石を割る際に打ち込まれた、矢穴(クサビ穴)を見ることできます。
高温で溶けたガラスを使ってマグマが流れる様子を再現してもらいました。
ドロドロと真っ赤に溶けてゆっくりと流れる様子が本当のマグマのようでした。
皆さん、社長の藤田さんの話を真剣に聞いておられました。
散策の後は道の駅 萩しーまーとに移動。
道の駅内にある浜料理がんがんで昼食です。「漁師のまかない」を頂きました。
まず大きなおむすびに目を奪われました。
お米はもちろん萩産です。
萩しーまーとは魚市場と隣接しており、お刺身など魚介類も新鮮でおいしく頂きました。
これもジオの恵みのひとつです。
萩には、5つの酒造があり、その5酒造の酒粕を使ったマドレーヌやサブレなどが入っています。
昼食後、萩しーまーとを自由に見学し、ツアーは終了しました。
笠山地区をはじめとした、このエリアのおたからを活用するツアープログラムとして、萩ジオパーク構想の取りくみと力を合わせて、ますます磨きをかけていきたいと思いました。
参加された皆さん、萩ジオパーク構想推進協議会の皆さん、大変お世話になりました。