地域おこし協力隊員の中野です。
先日、マップ作成のため再度田万川へ調査にいきました!
このあたりは釣りをしに訪れる方が多くいらっしゃいます。江戸時代、この地に九州筑前鐘ヶ崎(福岡県玄海町)から毎年海人がやってきて、主にあわびをとり、寒くなる頃には九州に帰っていたそうです。全部で13基あり、墓が西の方向(故郷の鐘ヶ崎)を向いているそうです。数家族でお互いに助け合い、人里離れたこの地でたくましく生きていられたのですね。
桜並木(時期的に咲いてはいませんが…)を通り、村の水田開発に大きく貢献し業績をたたえ築かれた六右衛門の顕彰碑、つい先日秋祭りが行われていた勝馬田八幡宮、木喰五行上人作の仏像「木像釈迦如来座」と一通り見て回りました。
こちらの仏像は地元の方が管理されていて、管理や保護をする際の苦労話や、地元の伝統的な舞である神楽舞についての話を聞くことができました。
資料にのっていない、地元の方の生の声を聞くことができ、興味深い調査となりました!
それと、ここ田万川で近々イベントがあります!