萩を出発しました。
船を乗ること25分、大島の漁港に到着すると、「大島元気なねえさまの会」の奥様達の温かいお出迎え。
まず大島公民館で開会式、オリエンテーションを行い、その後「大島元気なねえさまの会」の奥様達の指導の下、お刺身づくりに入ります。
普段、魚をさばくことのない方たちには大変いい経験になりました。
お刺身づくりの体験の後は待ちに待った昼食、「大島元気なねえさまの会」の手作り料理が盛りだくさん。メニューはみんなでさばいたお刺身、大島名物まぶり飯、ブロッコリーのコロッケ、ゲソのから揚げ、ブロッコリーの漬物など、お魚も新鮮で身がコリコリしてました。ブロッコリーの漬物は大島オリジナルのもので販売もされており、自宅用に購入して帰ることが出来ました。
食事の後はブロッコリーの収穫体験です。
大島の畑の土は粘土質の赤土でブロッコリーも大きいものがたくさん収穫できます。
ビニール袋に取り放題なのですが、多い方では15個以上もお持ち帰りできたようです。
「大島元気なねえさまの会」のガイドさんに案内してもらいながらの『ヤマ散策コース』では第4幹線(いろは坂)から見る大島の漁港、萩市の風景が一望できまます。
『民家散策コース』で見られる「の」の字の石垣は万が一、石垣が崩れたときにすぐ組み直しができるよう、石に屋号の頭文字を印としてつけているそうです。間の石がハート型に見えたりするのも小さな発見だったりします。
おいしいぜんざいで癒していただきました。
ジオパーク推進課の伊藤さんより大島の地形についてのお話を聞きました。
大島には「カンカン石」と呼ばれている石があるそうです。
火山である大島を形作っている安山岩で、たたくと金属音が響くそうです。
実際に聞かせてもらいましたが、石の音とは思えないぐらいに
いい響きでした。
萩博物館にはこの石で造られた木琴ならぬ、石琴があります。
閉会式の後、公民館1階の大島の特産品販売コーナーでは手作りみそ、大島で獲れたウニの瓶詰、ブロッコリーの漬物などが販売されていて、大盛況でした。
帰りには「大島元気なねえさまの会」の皆さんに紙テープでのお見送りです。
日帰り体験ツアーでしたが、紙テープでのお見送りはとても感動的でした。
今回、参加させていただいたのは冬に行われている~お刺身づくり体験とブロッコリーの収穫体験~でしたが、夏にも大島まるまる体験ツアーをされているそうです。
またぜひ、夏も参加したいと思いました。
親切な対応、おいしい料理、気持ちのこもったガイド、ありがとうございました。