ジオガイド養成講座に参加してきました!

5月30日、ジオガイド養成講座が萩明倫学舎映像展示室で開催されました。

各地域のおたから(文化遺産)を調査する中で、たくさんの大地に関連する遺産に出会ってきたので、それらを伝える力を学ぼうと文化遺産活用事業スタッフiが参加してきました。

萩にはたくさんの大地の見どころがあります。
地域のおたからの魅力を伝えるのは、ジオパークを理解する事が大事です。

本日の目標は・・・
萩ジオパーク推進課白井専門員より説明がありました。





まずは「萩の何を紹介したい?」を考え発表しました。

〇店によって夏みかんソフトの味が違う。
〇夕陽(見る場所に寄って違う)
〇美味しいものを食べる(道の駅などで食事)
〇お客さまの要望に沿ってガイド
〇体験(カヌーなど)
〇松陰の丘からの眺め

など・・・たくさんの意見が出ました。


白井専門員からは多様性こそ萩の魅力。魅力を最大限に知ってもらう。
ジオガイドとは究極の萩らしさの案内人である。とアドバイスを頂きました。




なぜ萩にはそれがあるんだろう?
なぜそれが萩らしいんだろう?
→つきとめると、土地の成り立ちにたどり着く
と疑問に思い考える事が大事だそうです。

例えば・・・
〇なぜ萩は魚が美味しいのだろう?→ここだから美味しい理由→観光客の方も家に帰って話したくなる

「今までなかったものを紹介するのも良いが、そうではなく、今あるものを輝かす方法を考える事が大事」

ストーリーに沿って話す事がとても大事だと気づかされました。

ジオパークって何?
の説明を聞きました。
ジオパークとは「大地と仲良く生きる町」
地域資源を大切にし、その土地にあった暮らしをすることが大切なのだと教えて頂きました。



「ジオガイドとは?」
「何を身につければジオガイドになれるのか?どんな知識が、どんな技術が必要か」、
班毎で意見を出し合いました。

〇落語で説明
〇秘密道具(ガイドグッズ)を使う
〇大地の見どころに何度も訪れ、現場を知っておく

など意見がでました。

白井専門員からのアドバイスで
〇マイクを持ってしゃべるのも良いがガイドが主役になっていないか・・・
〇お客様や仲間の意見を聞く
〇注意点(何かあった時どう動くか・・・)などなど
たくさんの事を教えて頂きました。

最後に
「岩石の種類をただ説明されても面白くない。
地元の暮らしを説明しても良いし、方言で伝える事も良い。五感で伝える
萩のガイドは面白いと言わせたい!!!」と熱く語られました。

次回講座は、市報でお知らせがあります。
一方的にただ話を聞くのではなく、参加型の講座で有意義な時間が過ごせました。
(もし発表した事が違っていても否定されるような事もありません。)
ぜひ次回は一緒に参加しませんか?

次回開催日は萩ジオパーク構想推進協議会、ホームページにてご確認ください。