秋の田万川ツアー~海彦・里彦・山彦・三彦を巡る旅路~に参加しました!

地域おこし協力隊員の中野です
先日に秋の田万川ツアー~海彦・里彦・山彦・三彦を巡る旅路~に参加しました。

まずは、田万川総合事務所で開会式及び挨拶。
申し込みが多く、一日で定員に達したくらい関心の高いツアーのようで・・・
ツアーが楽しみです!

                                          
田万川総合事務所からバス・車で移動し、大漁大橋から眺めの良い港の風景を楽しみつつ西堂寺へ。西堂寺にはお菊伝説という悲恋話が伝わっていて、そのお菊の化身といわれる仏像があります。そこでは、案内いただいた地元の方がお菊伝説からなる江崎の盆踊りの歌を歌ってくださいました。たいへん良い歌声で皆さん聴き入っていました。

西堂寺から、伊能忠敬や吉田松陰も宿泊したといわれる豊田酒鋪を通り、富樫文周の墓へ。
お墓はかなり急な狭い坂道の頂上にありました。
富樫文周は松下村塾の門下生で、その後江崎で医学を学んだ後に江崎に移り住みました。お金がない人は無償で診察をするような、地域にねざしたお医者さんだったみたいです。
松陰先生の至誠の精神がここでも活かされていたのですね。

そこから少し歩いたところにある酒樽墓へ。
酒樽の形をした珍しいお墓で、この墓は「五郎太」という酒好きだった人のものです。
墓の周りを反時計回りに三周して、タバコを吸うまねをしながら「三遍回ってたばこにしよ」と言うと願いが叶うとの伝承があります。参加者の方達がお墓の周りを楽しそうに回っていて、微笑ましい光景でした。

この後、バス・車で南側の小川という地区にある平山台に移動。ちょうどこの日は平山台まつりも開催されていて、新鮮な果物が売られていました。

昼食は特製フルーツカレーと地元野菜たっ埔里の「みのり汁」でした。食べる前はフルーツとカレーって合うのかな?と思いましたが、食べてみると美味しい!フルーツのほどよい甘みとカレーのピリッとした辛さがマッチしていました!

昼食を食べ終わった後は近くの果樹園を散策!
美味しそうなりんごや柿がなっていました。最近では若い方も農業する方が多くいらっしゃいますが、ここにも若くして頑張っている方がいました!

果物を堪能した後は、平山台のおたからを見てまわりました。
その一つである龍鱗郷。萩では火山の噴火や溶岩の流れによって生まれためずらしい地質が各所にあり、
ここでも溶岩が急に冷えて固まったできた六角形の柱の形に分かれた岩石群:柱状節理があります。生で見ると迫力があります。

小川のコミュニティセンター「みのり」に立ち寄り、最後に田万川総合事務所で解散しました。
お土産になしとりんごをいただきました!参加者の皆さんもお土産をたくさん買って満足そうな雰囲気でした。

海と山とともに生きる町・田万川ならではのツアーで、スタッフというかたちで参加しましたが、楽しむことができました!

むつみのまち歩きに参加しました!


地域おこし協力隊員の中野です。
先週、むつみのまち歩きに参加させていただきました!

スタートはむつみ総合事務所で歩いてすぐの場所に、山口県内の建築年代が判明している役場の中では最古といわれる「むつみ村役場旧庁舎」と、その役場の資料保存庫として使われていた「むつみ村役場土蔵」へ行きました。写真は「むつみ村役場土蔵」です。そこから歩いて10分程度で「吉部八幡宮」に到着!

そこには、樹齢約500年の3本の巨大なスギの木が!一社地に巨木が3本あることは珍しく、見上げるとのけぞり返るくらいでかく、迫力がありました。

その後、猫寺と千体地蔵で有名な「雲林寺」へ。県外や外国からも多くの観光客が訪れるほど人気のお寺です。入り口では猫の像がお出迎え…と思ったら、そこら中に猫の像が!話を聞くと、以前よりも猫の像が増えているようで…驚きました。
そして、お寺の玄関口に千体地蔵がありました。
雲林寺を出て、藩政期の行政組織の一つとして創られた施設、「奥阿武宰判勘場跡」へ、そこから車で移動し昼食をとりました。

その時、むつみの部会の方が紙芝居をしてくださいました。熊野神社に祀ってあるご神体(ごんげん様)についての話で、ストーリーがわかりやすく、むつみを訪れるのが初の私でも聞いていて面白かったです。道具からイラストまでご自身とご家族の方で作られたそうで・・・すごいですね。

それから、県道を北の方に歩いていき寺や古墳等を見て回りました。むつみを歩いたのは初めてでしたが、その地域の特色や歴史的背景を楽しむことができ充実した一日でした!

・下記からむつみ地区のおたからの一部をピックアップして紹介させていただきます。



むつみ総合事務所のすぐ近くにあるむつみ村役場旧庁舎。明治28年に吉部村役場として建設されましたが、明治30年に高俣村と合併しむつみ村となり、90年以上にわたりむつみ村役場本庁舎として使用されました。県内の建築年代が判明している役場の中では最古の建物で、国の登録有形文化財になっています。
むつみ総合事務所から県道を北の方へ行き車で10分程度にある穴観音古墳。方墳といわれるかたちの古墳で、この穴観音古墳に葬られた人は石見か出雲方面から来てこの地方を統治した有力者の墓といわれています。その証拠に、この古墳の前方に開けた土地があり、昔は畑だったようで、まち全体を見渡せる位置に古墳がつくられていました。横穴式石室内には観音石仏が祀られ、耳の病気がよくなるという言い伝えがあり。竹筒を供えて耳の病気完治を祈願していたそうです。

地域おこし協力隊員のfacebookページでも紹介させていただきました!ぜひご覧になってください→
萩市地域おこし協力隊員facebookページ

田万川の現地調査に行ってきました

地域おこし協力隊として10月からまちじゅう博物館に推進課に配属された隊員の中野です。10月7日に秋の田万川ツアーに向けての現地調査をしてきました。そこでいくつかのスポットを下見したのでその一部を紹介させていただきます。

まずは、平山台です。当日はここで昼食をとるのですが、果樹園には立派なりんごがなっていました。なんと8種類のりんごがなっているそうです。間近でりんごの木を見るのは初めてですが、一本の木にたくさんのりんごがなっていたので驚きました。

次に星の城(平山星ノ城)です。星の城は小川と弥富(須佐)の境にある中世の山城の跡です。その城跡がある竹城山は周辺でひときわ目立つ山なので遠くからでもわかりました。星の城は堅固でなかなか落ちなかった城のようですが、なんと不意打ちをうけて落城したお城だそうです。付近にはその時の城主のものと伝わるお墓が今も残っています。



第五回 平山台まつりが10月17日に開催されます。
・日時 平成27年10月17日(土) 10時~14時
・場所 平山台駐車場(雨天時:小川果樹選果場)
・お問い合わせ先 08387-4-0311(JAあぶらんど萩小川支所)

 
マイクロバスの運行についてはこちらの運行表をご参照ください↓






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