むつみのまち歩きに参加しました!


地域おこし協力隊員の中野です。
先週、むつみのまち歩きに参加させていただきました!

スタートはむつみ総合事務所で歩いてすぐの場所に、山口県内の建築年代が判明している役場の中では最古といわれる「むつみ村役場旧庁舎」と、その役場の資料保存庫として使われていた「むつみ村役場土蔵」へ行きました。写真は「むつみ村役場土蔵」です。そこから歩いて10分程度で「吉部八幡宮」に到着!

そこには、樹齢約500年の3本の巨大なスギの木が!一社地に巨木が3本あることは珍しく、見上げるとのけぞり返るくらいでかく、迫力がありました。

その後、猫寺と千体地蔵で有名な「雲林寺」へ。県外や外国からも多くの観光客が訪れるほど人気のお寺です。入り口では猫の像がお出迎え…と思ったら、そこら中に猫の像が!話を聞くと、以前よりも猫の像が増えているようで…驚きました。
そして、お寺の玄関口に千体地蔵がありました。
雲林寺を出て、藩政期の行政組織の一つとして創られた施設、「奥阿武宰判勘場跡」へ、そこから車で移動し昼食をとりました。

その時、むつみの部会の方が紙芝居をしてくださいました。熊野神社に祀ってあるご神体(ごんげん様)についての話で、ストーリーがわかりやすく、むつみを訪れるのが初の私でも聞いていて面白かったです。道具からイラストまでご自身とご家族の方で作られたそうで・・・すごいですね。

それから、県道を北の方に歩いていき寺や古墳等を見て回りました。むつみを歩いたのは初めてでしたが、その地域の特色や歴史的背景を楽しむことができ充実した一日でした!

・下記からむつみ地区のおたからの一部をピックアップして紹介させていただきます。



むつみ総合事務所のすぐ近くにあるむつみ村役場旧庁舎。明治28年に吉部村役場として建設されましたが、明治30年に高俣村と合併しむつみ村となり、90年以上にわたりむつみ村役場本庁舎として使用されました。県内の建築年代が判明している役場の中では最古の建物で、国の登録有形文化財になっています。
むつみ総合事務所から県道を北の方へ行き車で10分程度にある穴観音古墳。方墳といわれるかたちの古墳で、この穴観音古墳に葬られた人は石見か出雲方面から来てこの地方を統治した有力者の墓といわれています。その証拠に、この古墳の前方に開けた土地があり、昔は畑だったようで、まち全体を見渡せる位置に古墳がつくられていました。横穴式石室内には観音石仏が祀られ、耳の病気がよくなるという言い伝えがあり。竹筒を供えて耳の病気完治を祈願していたそうです。

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