「萩の魅力再発見ツアー おもしろ田町商店街てくてく見て歩き」を開催しました。

11月27日、萩ものしり博士検定を開催しました。

午後には、萩ものしり博士検定受検者特典ツアーとして、「萩の魅力再発見ツアー 田町商店街てくてく見て歩き」を開催し、
約30名の受検者の皆さんが参加されました。



田町は、お殿様が通った「御成道」に沿って、商店が立ち並ぶ商店街。
藩政時代の町人町の中心的な場所でもあり、城下町ならではの町割が残っています。

現在はアーケードがかかり、商店の建物の多くが更新されている一方で、
表は現代風でも、奥は昔の町家が残されているお店が点在しています。

萩の語り部ガイドさんと一緒に歩いて、その歴史の痕跡探しを体験したり
現在の田町でおすすめのプチグルメを味わったりして、
田町商店街の魅力を再発見していただこうというツアーを企画しました。

参加された皆さんは、ものしり博士に挑戦されるくらいの方々らしく、
ガイドさんの説明を興味深く聞いたり、熱心に質問される姿も見られました。



まずは、史跡旧萩藩校明倫館からスタート。


新堀川沿いを歩いて、田町を目指します。

新堀川は、江戸時代中期、水運と治水のために作られた人口河川。
当時はもっと川幅が広く、川船が行き来していたそうです。



萩城から続く御成道



太田洋行。モダンな吊り天井のある陶器屋さんです。
戦前は呉服屋として繁盛していたそうです。



tazz.(タズ)。古い町家をオーナー自らが改修したアートショップ。
奥行の深い町家ならではの中庭があります。





津田薬局。人見梁や漆喰塗りの壁がある創業明治十年の薬屋さんです。
角地に建つため、屋根の飾りなど両方の通りからの見栄えを意識した造りになっています。


ギャラリー&喫茶 宙(そら)。江戸時代から続く町家を活用したお店です。
2階のギャラリーにある江戸時代の大きな梁が特徴的。
ここから太田洋行の手前までが1軒の町家でした。


田町eっぷく堂。なつかしい駄菓子がいっぱい!昭和気分を味わえます。



柏木薬局。ネズミの看板が目印の漢方薬充実の百年つづく薬屋さん。
お店の中には、大正・昭和初期の豪華な薬の看板があります。




岩崎酒造。伝統ある造り酒屋さん。
蔵元自ら杜氏をつとめ、丹精込めて「長陽福娘」などの酒を造っています。

この日は特別に蔵の中を見学させてもらい、2種類のお酒と「仕込み水」の試飲しました。

お酒を造る上でお米とともにとても大事な仕込み水は、この酒蔵の一角にある井戸から汲み上げられているそうです。

さらに、岩崎酒造の酒粕を使った酒粕パンの試食も。

酒粕パンは、ご近所のパン屋「yuQuri(ゆくり)」さん特製のもので、
夏みかんピールとくるみとレーズンを、それぞれ酒粕をつかったクリームに練り込んであり、ほのかに香る酒粕の風味とドライフルーツの甘みや酸味とマッチしていました。





荒川商店。やきぬき蒲鉾はもちろん、萩名物「魚ロッケ」、ごぼう巻もおいしいかまぼこ屋さんです。
ツアー参加者限定で、かまぼこと魚ロッケの試食をご用意。
かまぼこは、「厚みによって味が違う」、「11mmくらいが一番おいしい」といううわさを元に、ふたつの厚みを用意して、味くらべをしていただきました。



唐樋札場跡。江戸時代の大きな掲示板「高札場」の跡が発掘され、復元されています。

唐樋は、萩往還・赤間関街道・石州街道の出発点であり、多くの人々が行きかう交通の要衝でした。

そのため、「高札場(こうさつば)」が設けられ、藩主が決めた法度や掟書などを木の板札に書き、人目をひくように掲げていたそうです。


今回のツアーはここで終了です。





この日は、「萩産業フェスタ」(萩商工会議所青年部主催)も開催されていて、アーケード内はとってもにぎやかでした。
かつての田町にも、こうやって多くの人や物が集まってきて、にぎわっていたのでしょうね。




ツアーを通じて、一見すると現代の姿をした商店街の界隈にも
様々な歴史の痕跡が隠されていることを知っていただくとともに、

商店街ならではのプチグルメも楽しんでいただき、

田町商店街の魅力を再発見することができたのではないでしょうか。

参加された皆さん、ありがとうございました。

渡辺蒿蔵旧宅で「アート盆栽展」開催中!!


 萩市江向にある「渡辺蒿蔵旧宅」でアート盆栽展開催中です!!
  【開催期間:11月10日(木)~30日(水) 9:00~17:00】


 路の傍らにひっそりと咲く野花をアーティスティックに創り上げた作品は、"ホンモノ"を彷彿とさせます。明治中期の歴史的建造物に調和する手づくりの作品をご堪能ください。


創花作家 岡野芳子 Yoshiko-Okano
  萩市在住/日本手工芸指導協会師範
    2002年/日本手工芸指導協会作品展 読売新聞社賞
    2006年/日本手工芸指導協会作品展 内閣総理大臣賞











 

【渡辺蒿蔵】
  渡辺蒿蔵は、松下村塾に学び、奇兵隊に参加した後に米国、英国で造船技術を習得しました。帰国後は長崎造船局の初代局長に就任し、萩に帰郷後は、お茶を嗜むとともに、松下村塾の保存事業に地元代表として尽力しました。

【渡辺蒿蔵旧宅】
  当旧宅は、渡辺蒿蔵の居宅としてつくられたもので、橋本川河畔の敷地内には、明治中期に建てられた主屋、茶室、土蔵が建ち並び、江向八丁堀に面して、江戸時代の武家屋敷の遺構と考えられる長屋門を構えます。また、主屋と茶室の全面には日本庭園が設けられています。






大島に行ってきました!

7月24日に行われる、「大島まるまる体験ツアー」の打ち合わせのため、大島に行ってきました!




大島元気なねえさまの会が主催されるこの「大島まるまる体験ツアー」は、毎年人気で、お申し込みもあっというまにいっぱいになるそうです。

今回は、まち博もコラボで参加させてもらい、プログラムの中で、「大島おたからクイズラリー」を行うため、クイズラリーのコースや内容について地元のねえさまの方々とお話をしてきました。


打ち合わせの前後には、資料や記憶を元に考えたクイズを現地で確認するため、大島の中をぐるぐる歩いてきました。



歩く中で気がついたのは、立派な石垣や門が多いこと。
大島らしい風景を作り出している「おたから」のひとつですね。



大井に行ってきました!


 大井地区のマップづくりのため、大井公民館に行ってきました。

大井地区では、大井ふる里愛好会の中核メンバーに集まってもらい、マップづくりを進めています。



大井ふる里愛好会は、地域の文化資源=おたからを掘り起こすための調査・研究活動や、それらを地域の人に知ってもらうための発表や探訪といった活動を長年に渡って続けてこられているので、ベースとなる情報は盛りだくさん!


今回のマップでは、昨年度認定されたおたからのテーマを基本に、大井の中で特に知ってもらいたいこと、見てもらいたいところを紹介していこう、という方針で、マップづくりを進めることになりました。


初回の打ち合わせでは、方針を確認したあと、どのおたからを載せるかピックアップしたり、その他の表紙や情報面について、何を載せていくか・誰が担当するかを決めていったりと、しっかり議論しながら、かつスピーディーに進めることができました。

三見に行ってきました!

三見地区のマップづくりのため、三見公民館に行ってきました。



三見地区では、三見ふるさと史のメンバーの方を中心に、有志の方に集まってもらい、ワークショップ形式でマップづくりを進めています。



初日は、これまで文活事業で作成してきた他地域のマップを見比べて、よいところ・参考にしたいところ・反面教師にしたいところ、などをグループワークで考えるところからスタートしました。


最初は、みなさん半信半疑で、「わしらにできるんじゃろうか…」という方もいましたが、普段からなじみのある三見公民館の主事の方が進行するワークショップのおかげで、自分なりによく考えたり、意見をどんどん出したりすることができて、「三見のマップは他地域よりもっと良いものにしよう。」「三見のマップを自分たちで考えて作ろう。」という意識が強くなっていく様子が印象的でした。

「大井に歩こう会」 大井・七重地区に行ってきました!

初夏を感じる晴天にめぐまれた5月20日(金)、大井の七重地区に行ってきました。



大井地区は、昨年度、文活事業で取り組みを行った地区で、
古代の息吹が今にいきづく阿牟の里・大井」というテーマで
おたからが認定されたところです。


この日は、地元大井公民館と萩市健康づくり応援隊による
ウォーキングイベントが開催されるとのことで、
文活スタッフ3人も調査を兼ねて参加してきました。




まずは、大井公民館に集合して、準備体操。


いよいよ七重地区に向かいます。

細くて少し暗い山のくねくね道をのぼっていくと、ぱぁっと視界が開けて、
大井平野と日本海を一望できる下七重(したななえ)地区に着きます。

通ってきた道からは想像できないくらいに明るい景色で、
斜面に沿って、段々に広がる水田には、ちょうど水が張られ、
田植えが行われていました。


この付近のお宅からは、古代のものとされる「陶棺」の破片も見つかるなど、
はるか昔から人々が住み、農耕が行われていたと考えられるそうです。




木々がトンネルを作るなだらかな坂道を歩いてくと、
田んぼに水を引くためのため池がありました。

高地での稲作は水の確保が重要になるので、
ため池の水を定期的に抜いて、地区の方々が掃除をされるなど、
大事にされているそうです。

きれいに整えられた土手に、鮮やかな黄色い花が咲いていて、
大事にされている様子が伝わってきました。


さらに進むと、また開けた場所に出て、その奥には菅原神社があります。


菅原神社は、「七重の天神様」として地元から親しまれ、
大井の三社のひとつに数えられているそうです。


参道のへりには、きれいな水が流れていて、
参加者の皆さんも癒やされていました。





もとの道に戻り、さらに坂道を歩いていくと、
上七重(うえななえ)地区に着きます。




ここでもまた、ぱぁっと開けた田園風景と、その奥に建つ立派な家々にびっくり!

明治時代には、亜鉛鉱山が栄えて「大井1番地」の住所がついたり、
昭和47年までは、大井小学校七重分校が置かれたりしていたそうです。








上七重地区をぐるっと歩いたら、
今度は竹藪の中へ・・・



その入り口には、猿田彦と石仏様が祀られていて、
まるで、街道を見守っているようです。



そして、うっそうとした竹藪を抜けると、これまたびっくり!
日当たりの良さそうな畑が広がっています。




溶岩台地の上に切り開かれたこの畑では、
かつて、杉や桧など多くの苗木が生産されていたそうです。

現在は苗木の生産はすっかり減っているそうですが、
椎茸の原木に使われるクヌギが育てられていました。



台地から山道を下って、
下七重地区に戻ってきたら、本日の「大井に歩こう会」は終了です。

高地にある大井七重地区だからこそ見られる景観と、
鳥のさえずり、風に揺れる木々の葉っぱ、初夏の空気を
ゆったりじっくり感じられた3時間でした。



平成27年度の萩おたから総会で認定された大井地区のおたからを
下記のGoogleマップでご紹介しています。

ぜひ、Googleマップを大きく表示して、航空写真や地形を重ねて見てください。
標高150~200mの台地の上に広がる耕作地におどろきますよ!

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